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カーボンフレームの再生。

よく有るエンド折れですが・・・

DSC08865.jpg
転倒や自転車を倒した時にディレイラーハンガーを曲げてしまい、確認をしないまま走行してリアメカを後輪に巻き込んでしまう事故はよくあります。
大抵の場合は、アルミのディレイラーハンガーが折れるのですが、今回はちょっと事情が違います。
アルミのディレイラーハンガー部分ではなく、フレーム側が折れてしまいました
こうなると、スペアのアルミハンガーではどうにもなりません。
シングルスピードや内装変速機にするにしても、チェーンテンショナーさえ取り付ける事が出来ないので死んだも同然です。

さて、どうしましょう???

とりあえず店の在庫を探してみると、フレームと良く似た形のディレイラーハンガーを発見。

DSC08866.jpg

しかし、ぴったりではないのでそのままでは取り付ける事が出来ません。
しかも、ハンガーを止めるねじ穴もありません。

DSC08867.jpg

先ずそこで、ハンガー側をフレーム形状に合わせて削り込んでいきます。

DSC08868.jpg

少し削っては合わせ、少し削っては合わせの繰り返し。
何回かトライするうちにドンピシャリ!

DSC08870.jpg

しかし止め穴が無いので、ドリルでフレーム側に穴をあけます。
かなり、緊張する作業です。(>_<)

DSC08871.jpg

裏側には、ねじの頭が収まるように穴をテーパー加工します。
ドリルが入らないのでここは手作業。

DSC08872.jpg

付属のねじでは短すぎるので長い物に交換。
これで、バッチリ収まりました。

DSC08873.jpg

危なくないように尖った部分を削り落とします。

DSC08875.jpg

そして、ホイールがちゃんとはまるかを確認。

DSC08876.jpg

ホイールセンターもバッチリ出ています。

DSC08877.jpg

このままでは見た目が悪いので、タッチアップペイントでお化粧。

DSC08878.jpg

これで、使えないフレームが使えるようになりました。

パテ埋め等でもっときれいに仕上げることもできますが、それはオーナーさんの要望を聞いてから。

リアディレイラーの巻き込みはよく有る事故です。
下手をすると、右シートステイにヒビが入ることも珍しくはありません。
自転車を右に倒したら、必ずディレイラーハンガーの点検をするようにしてください。


こういうマニュアルにない仕事は、ショップの腕の見せ所。
やっていてワクワクしますね。時間を忘れてしまいます。
でもね、こんな仕事ばっかりじゃあ困りますよね。(笑
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