Greets from Italy

チームのBBSに、英語の書き込みがあった。
よく有る迷惑書き込みかと気に留めなかったが、日曜の練習会でニシ○ーネさんから「ピナレログランフォンドに参加した人からみたいだよ」と教えていただき、初めて目を通した。

Hello, wanted to send my greetings to the rider who won Tour de Okinawa (50km route). I think I met him at Granfondo Pinarello 2006, as he was riding a Look bike.
If yes, I was the guy who spoke at the start, with white helmet and white clothing.

Compliments again,
Michele

どうやら、2006のグランフォンドのスタート前に会話を交わしたイタリア人らしい。
ツール・ド・おきなわ50kの勝者に、おめでとうと伝えて欲しいと言う内容だった。

早速メールを返すと、すぐにその返事が来た。
彼は、サイクリングタイム.COMの私のレポートを見て、「Team-DADDY」という名前と見覚えのある顔だと思い、インターネットでチームのホームページを検索してBBSに書き込んだらしい。
一度会っただけの私のチーム名と顔を覚えているなんて・・・
おきなわの優勝の波紋がイタリアまで広がるとは・・・
そして、本場イタリアから祝福を受けるとは夢にも思わなかった。

私がイタリア語の勉強をしている事を伝えると、彼からは日本語の勉強を始めたところだ「Verry funny」と返事があった。
今後イタリアに行く時は彼に連絡する事を約束し、彼も会うのが楽しみだと返してくれた。
イタリア好きの日本人と、日本好きのイタリア人が自転車を通じて友人になれた。
でも、日本人とイタリア人が英語で会話するのもちょっと変?
彼が日本語をマスターするのが早いか、私がイタリア語をマスターするのが早いか?
今のところ一歩リードかな?(自己申告)

益々、イタリアが好きになった!Fantastico!

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ツール・ド・おきなわ 祝勝会

今日は、チーム員や土曜練習会に皆さんにおきなわの優勝を祝っていただきました。
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テーマ : 自転車ロードレース - ジャンル : スポーツ

2007 ツール・ド・おきなわ 参戦記

・レース前日・・・

14時に名護に到着。
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受付を済ませて自転車を組み立て、すぐに下見に向かう。
道路の危険箇所(コース取り)や、仕掛けのポイントに成るであろう場所を頭にインプット。
頭の中でレースを作り上げていく。
夜はもちろん炭水化物中心。野菜や肉などの胃腸に負担のかかるものは極力食べない。
しかし、なかなか好みの飲食店は見つからない。仕方なく、コンビニパスタ2皿で食事を済ませることに。

・レース当日・・・

スタート時間は7時5分。

4時半に起床。
食事はホテルの食事ではなく、必ず自分で用意した物を食べる。
起きて直ぐに、バナナを2本とパワージェルを1個を摂る。

5時、ウォームアップオイルを足に塗りこみ、ウォームアップに出発。
40分ほどのウォームアップを済ませ、更にバナナ1本とパワージェルを1個補給。
ポケットには小さなボトルに移し変えたカーボショッツ、ボトルにCCDドリンク1本とミネラルウォーターを半分を準備してスタート地点に向かう。
エネルギージェルを摂ったときに、スポーツドリンクで流し込むのは良くない。
浸透圧が変化し、水分の吸収が悪くなる。その為にミネラルウォーターも必需品。

6時15分頃会場に着くと、既に整列が始まっていた。
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ゼッケン401番(シニア50は400番から)の私は、遠慮なく最前列に並ばせていただいた。
スタートまでは、とにかくリラックス。暇さえあればストレッチやブルブル運動。筋肉が硬くなっていたのでは力は発揮できない。

今回の作戦は、ズバリ逃げ。もちろん自分の得意はゴールスプリント。
しかし、コースが単純で集団が大きなままのレースでは、ゴールスプリントで何が起こるかわからない。
安全な小集団でのスプリントに持ち込むために、あえて逃げを選択。そして、チームメイトとも綿密な打ち合わせ。
出来れば5人~10人の小集団でゴールスプリントに持ち込みたい。
今回の最大のライバルは、前回の覇者である岩瀬選手。昨年はまんまと逃げを決められてしまった。
今回はそうはさせたくない。チームメイトに、常に目を離さない様に指示しスタートを待つ。

・そして、レース・・・

7時5分、レースはスタートした。
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最前列からダッシュしスピードを上げた。力のない選手を振るい落とす為だ。
しかし、それが無駄だとすぐに気づいた。後を追う選手が居ない、まったくの一人旅。
振るい落としを諦め、足を貯める事に。

リゾネックス名護を過ぎて海岸線に出てしばらくすると、2名の逃げが発生。
よく見れば、要注意人物の岩瀬選手。しかしここは強烈な向かい風。
このまま泳がせて足を使わせたほうが得策と判断し、無理に追うなとチームメイトに指示。
このまま行っても、本部のスプリントポイントでスピードが上がり吸収される事は目に見えている。
まもなく、岩瀬選手は合流した。そしてもう一人もスプリントポイント付近で吸収された。

本部のスプリントポイントを過ぎるといよいよ登りが始まる。
実はここでチーム員と逃げに出る作戦だった。
しかし、先に動いたのは岩瀬選手だった。30km/hを超えるスピードでグイグイと登って行く。
しっかり付けろとチームメイトに指示をするが、力が違いすぎて付いて行けない。
仕方なく私が直マーク。彼の登りのスピードに私以外誰も付けない。水族館付近では既に二人だけになっていた。
下りに入ると5名ほどが追従し、7名程度の小集団が出来た。作戦通りだ。
どんなメンバーが付いているか確認する為に一旦集団最後尾まで下がったが、そこにはチームメンバーの姿はなった。
2番手は、昨年4位の西丸さんだ。今年も気合が入っている。
しかし、次の登りが始まると2番手の西丸さんが遅れ始める。3番手、4番手の選手も追走する力も無く小集団は離れ気味。
あわてて岩瀬選手に付き直し、残り30km。そこから先はは二人旅。

この時、私には幾つかの選択肢があった。
1、一旦集団に戻り、一人で足を使わせてから捕まえてゴールスプリント。
2、チームメイトの合流を待ち、小集団を再結成してゴールスプリントに持ち込む。
3、このまま二人で先頭交代をして逃げる。そしてゴール勝負。
4、このまま先頭交代をせずに足を貯め、もし捕まった時のゴールスプリントに備える。

しかし、岩瀬選手のスピードを見ていると、到底1や2は有り得ない。昨年も一人で逃げ切っている。
目を放すことは必ず致命傷になる。
残された選択は3か4。4は汚いと思う人も多いかと思うがそれは間違い。
レースは駆け引きだ。相手の心を読み、勝つための手段を選ぶのがレースだ。
スプリンタータイプの私は、集団でのゴール勝負も辞さない気持ちで居る。
このまま行こうと、吸収されようと、どちらに転んでも優勝の可能性は残っている。
しかし、先頭交代で足を使えばその可能性は低くなる。
方や逃げている岩瀬選手は、絶対にゴール勝負はしたくないと考えている。だから逃げている。
つまり、岩瀬選手は私に抜かれても最低2位。そして私を振り切れば優勝と考えているはずだ。
そこから、タイプのまったく違う者同士の二人旅が始まった。
そして、持病の腰痛との戦いも始まってしまった。

小刻みにギヤチェンジを繰り返し、一定のリズムで進む岩瀬選手に付いていて全くの不安がない。
不安がないどころか、このまま置いて行かれるんじゃないかと思うくらい力強い。
おまけに「代われ」の合図も出さない。
今帰仁の街に入ると岩瀬選手から声がかかった。
「鈴木さん、ボトルをもらえますか・・・」見れば彼はノーボトル。
「水で良い?スポーツドリンクにする?」あわててボトルを差し出した。
「水で良いです。」飲み終わったボトルを私に返すと、またペダルを踏みなおした。
彼は怒っていない。私がこのまま勝ってもかまわないと思っている。
そう思うと、心の荷が一つ下りた。

間もなく二人は、今帰仁のスプリントポイントを迎えた。もちろんポイントは彼に譲る。
しかし、ここまで来たらどうしても彼に2着に残ってほしいと言う気が湧いて来た。
スプリントポイントを超えた所で、初めて私が前に出た。
そこまで足を使っていなかった私には簡単な坂だった。
後ろを気にすると、岩瀬選手が若干離れ気味。このまま行く訳には行かない。
自分のペースで踏んだ方が楽だろうと、彼が前に出るのを待った。
そして彼はペースを取り戻した。付いているだけの私だったが、腰痛は楽ではない。
腰に手を当て、姿勢を変え、ストレッチを繰り返し、懸命にペダルを踏んだ。

ついに国道58号線。羽地の交差点からは残り8.2Km。
集団は見えないが、それだけに心理的に不安になる。
何度も何度も後ろを振り返る。
先頭交代したいが、勝つためにはギリギリまで力は使えない。
そして二人は最後の直線に向かって行った。

おきなわで勝つ。ただそれだけの為に1年間頑張って来た。

ありとあらゆるパターンを想定し、トレーニングを積んできた。

ここまで引いてくれた岩瀬選手には本当に申し訳ないが、相手の心理、力を利用するのがロードレース。

最後のスプリント勝負に持ち込んだ私が勝ち。

ラスト200m。

一気にペダルを踏み込んで、彼の反応を伺った。

彼は反応しなかった。

そして、両手を挙げての優勝ゴール!
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ついに、悲願のツール・ド・おきなわ優勝の瞬間を迎えた。

・走り終えて・・・

優勝と言う目標は達成したが、レースを終えた直後の心境は複雑だった。
岩瀬選手には完全に力負けしていた。私は彼に何度も頭を下げた。
しかし、岩瀬選手と話をしてみてその心も晴れた。
彼曰く、
「ゴールスプリントは避けたかった。3位までで良いから誰か付いてくれたら逃げるつもりだった。
鈴木さんたちが3人で逃げそうな雰囲気だったので、付いてくれないかと思って仕掛けた。」
そして、前を引かなかった事に対しても、
「全然なんとも思っていません、3位で良いと思っていた私と絶対優勝したいと思って走っている鈴木さんの差ですよ!」と言ってくれたのだ。
流石に昨年の優勝者。レースを良く知っている。
その言葉をもらって、とてもすがすがしい気持ちで表彰台に上る事が出来た。
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何度も言うが、レースは力だけでは勝てない。
力も知恵も展開(運)も完璧でなければレースには勝てない。
それが、ロードレースの醍醐味だと私は思う。

・来年は何を目指す・・・

ヘルニア腰痛持ちの私は、長い距離のレースを走る事が出来ません。
挑戦してみたい気持ちはありますが、おそらくレースには成らないでしょう。
来年もやっぱり50Kmを走ります。そして、今度は自力で逃げたいですね。
その足を作る事が、来年の課題です。

・パーソナルデータ

年齢     44歳
身長     172CM
体重     66Kg
安静時心拍数 34拍/分
最大心拍数  189拍/分

・今回のデータ

平均心拍数   147拍/分
最大心拍数   174拍/分
平均ケイデンス  98rpm
最高ケイデンス 121rpm

最後に、毎年この素晴らしい大会を支えて頂いている全ての皆さんに、
「本当に、ありがとう御座います。」と感謝の気持ちを送りたいと思います。

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2007 ツール・ド・おきなわ

ついにやりました!
念願のツール・ド・おきなわ優勝(シニア50Km)を達成しました!
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スタートして最初の上り坂、海洋博記念公園付近で集団から2名で抜け出すことに成功し、
そのままトップでゴールさせていただくを頂くことが出来ました。
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<ゴール動画>

シニアレース優勝カップと共に、36~45歳の年齢別1位の盾もGET!(これで3個目)
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毎年参加する市民50Kmクラスも回を重ねる毎に人数が増加し、今年から35歳以下の市民50Kmと36歳以上のシニア50kmの2つのクラスに分かれての開催となりました。
そうなれば、当然負ける訳にはいきません。「絶対に優勝する。」と言う気が良い結果をもたらしたものだ思います。
詳細は後日記載します。また、サイクリングタイムで私の書いたレポートが掲載されますのでご確認下さい。

閉会式では、夢でもあったあの「大きな優勝カップ」にビールを注ぎ乾杯。
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もちろん皆で廻し飲み。優勝カップで飲むオリオンビールは最高!
その様子は、ファンライド誌とサイクリングタイムに掲載される予定です。ご期待下さい。

会場では、福島兄弟ご夫妻にも祝福していただきました。
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更にコージ選手は、「それ全部飲んで良いですか?」と言って、カップに残ったビールを全部飲み干してくれました。
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感謝感謝の大感謝!
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消え行く「チーム ミヤタ」監督の栗村君も最終レース。
とてもすばらしい思い出が出来ました。

2007年。振り返ってみれば、あっと言う間の一年間。ただ沖縄で表彰台の真ん中に立つことだけを目指して頑張ってきました。Rits・C2-Hight優勝/犬山クリテ・エキスパート優勝/丸岡ロード・シニアA 優勝/シマノ鈴鹿・40+ 優勝・・・しかし、どの優勝も沖縄へ向けての実戦トレーニングとしての通過点に過ぎず、逃げ・ゴールスプリントと、色々なパターンで勝てるようにする為のステップした。
そして、その努力が実を結んだ最高の日となりました。

今回の優勝で、沢山のメールや電話でご祝福をいただきました。沖縄から帰り留守電を確認すると、「今中です。優勝おめでとう御座います。」の声が・・・

ご声援下さった皆さん、本当にありがとう御座いました。

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